子育てとジュニア指導VOL2
2019/12/26
子育てとジュニア指導の共通点!第二弾!
出来る事をさせる!
これは子供でも成人でも一緒ですが、やってみよう!、やってみたい!
そして行動に移す原動力は、出来るかも?出来そう!
そんなちょっとした思いです!!
自分の可能性、を感じられる事、感じさせられるかがカギです。
私は、特に初心者の子供には低い課題と高い課題を3対1の割合で出します。
当然達成可能な課題を3個行い難しい課題を1つ行う様にします。
達成感を味わいつつも少し難しい所も覚えさせるのです。
達成感という快楽とそれを阻害する嫌悪感に対する闘争本能。それにより課題達成への執着心が生まれます!
これが本当の飴とムチです!
リアリティを感じさせる!
これも全ての人に当てはまります。
非現実的な目標より現実的な目標を設定する事、してあげる事です。
初心のジュニア達にナダルだフェデラーだと言っても多分知らないし知っていたとしてもイメージが湧かない。
私は子供達の生活環境を聞き出し、ご両親、兄弟、祖父母がテニスをしてるのですあれば「早くお父さんとバトルしなあかんな〜!」「今のボールやったらお兄ちゃんに勝てるん違う!」
と身近で現実的な状況を想像させます。
レッスンの時も送球時に一球毎に「これお兄ちゃんのボール!」「これはお父さん!」とイメージさせながら打たせたりします。
このリアリティが今テニスをしてる自分、レッスンに通ってる自分とリンクしてモチベーションになります。
大人の世界感は現実的じゃない所や数字を追いかけています。ある人は追いかけさせられています。
でも子供脳は身近なリアリティな世界で毎日楽しく生きています!
もし煮詰まった状況の方はリアリティを感じれる状況に一度戻ってもいいのでは!?
しかしこのリアリティ世界からアンリアルな世界に移れなければならないのもトップ選手になる必要条件の1つです。