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2021/07/28

バックストローク2種類のテークバック

バックハンドストロークには2種類のテークバックの仕方があります。

オープンフェイスとクローズドフェイスについて解説します。

オープンフェイスとは、テークバックした時にフェイス(打つ面)が上を向いているテークバックの事です。このテークバックをしている主な選手は、錦織、フェデラー、クエルテン、ガスケ、アガシなどです。シングルハンドに多く見られるテークバックですが、錦織やアガシなどダブルハンドでも使用しているプレーヤーもいます。特徴は,フェイス面を開く事により回外(捻り戻し)を使いボールにパワーを与える事が可能になります。フェイスを開く事によりスライスショットとの併用がしやすくなります。

構えた位置からテークバックのトップの位置に一直線で引くプレーヤーに向いていると思います。

オープンフェイス

クローズドフェイス

クローズドフェイスとは、テークバックした時にフェイス面(打つ面)を下に向けてテークバックする事です。このテークバックをしている主なプレーヤーは、ジョコビッチ、ナダル、チチパス、エナンなどです。ダブルハンドに多く見られるテークバックですが、シングルハンドでもチチパス、ティーム、エナンなどもクローズドフェイスを使用しています。特徴は面を下に向けているためライジングで下から上がってくるボールを抑え込みやすのと、面の動きが少ないためショットの安定感が生まれます。

構えた位置から下にテークバックする、テークバックトップの位置に行くまでに少し下からテークバックをするプレーヤーに向いていると思います。

 

フォアストロークはフェイスを上に向けてテークバックする事はないのですが、バックストロークは2種類のテークバックがあります。自分のテークバックの仕方がどのタイプなのかを判断して、オープンフェイスにするかクローズドフェイスにするのかを決めてください。どちらでもいいのですが、テークバックした時のフェイスはまっすぐより、オープンフェイスかクローズドフェイスのどちらかがいいと思います!!