耳寄り情報

全米オープン男子シングルスで、メドベージェフ選手が念願のグランドスラム初優勝を果たしました。準優勝のジョコビッチ選手は年間グランドスラムを惜しくも逃しました。　年始の全豪オープンの決勝でも対決していてその時はジョコビッチ選手の圧勝だったのですが、全米ではメドベージェフ選手の圧勝となりました。　ジョコビッチ選手は準決勝のズべレフ選手とフルセットの疲れもあったかと思いますが、メドベージェフ選手は全豪の完敗からしっかり作戦を立ててきてたと思います。

全豪では、メドベージェフ選手は、強いショットを打って打ち合いを有利に進めようとしていたのですが、ジョコビッチ選手がカウンターでコースを変えまくってラリー戦を優位に進めていました。

全米ではその反省からか、メドベージェフ選手は、ラリーのペースを落としてあまり角度もつけすぎず、ジョコビッチ選手に仕掛けさせてそれをカウンターで仕留めるという作戦を立てていたと思いました。ジョコビッチ選手が得意としている戦術をメドベージェフ選手にやられた感じです。体力とフットワークで勝るメドベージェフ選手にまんまとやられた感じです。　次の対戦はジョコビッチ選手も対策をたてるので、どんな試合になるか楽しみです。ペース、配球を変えるだけでこれだけ結果が１８０℃変わるんですね！！

女子シングルスは、１０代対決のラドゥカヌ選手、フェルナンデス選手の決勝となり、ラドゥカヌ選手が１０台対決を制しました。　ラドゥカヌ選手はスピード、パワー全て備わっていていい選手です。フェルナンデス選手も少しパワーは劣りますがボールを打つタイミングが早く展開の速いプレーがグッドです。両選手とも華があるので今後楽しみです！！